江戸前トライアスロン参加(海スイム、デビュー)

10/10(日)、MTTメンバー6名にて江戸前トライアスロンに参加してきました。

大会ホームページ ↓
http://www.jtu.or.jp/tokyo-edomae/index.html

今回は、海スイムのデビュー戦という観点から、参戦記を記します。

初の海スイムを行うということで不安が有ったのですが、
加えて前日からの土砂降りで、
大会は開催されるのか?
こんな状態で海を泳いで大丈夫なのか?
棄権するか?と不安が増すばかり。
しかし、T君からの携帯メールで
「まずは会場へ行くしか無いですよね。」という励まし(?)の言葉を頂き、
参加の決心がつきました。
一人だったら、確実に棄権していました。

当日の朝5:30、家の近くまでMさんに車で迎えに来て頂き(感謝!)、
バイクと荷物を乗せていざ会場へ。
さすが江戸前という名の通り、
吉祥寺から会場の城南島海浜公園まで、車で1時間ほどで到着。
近い!
都内開催だと移動が楽で良いですね。

駐車場からは水溜りを避けつつ、傘をさしながら選手受付場所へ移動。
どんより気分が落ち込みつつも、
屋外でのイベントなのだから雨の中開催するのも当たり前といえば当たり前、
もうやるしかない、と変に落ち着きが生じてきました。

雨の中、濡れながらトランジッションエリアでセッティング開始。
やはり出場辞退している方が多いらしく、
少なくとも自分の隣3台分はバイクのスペースが空いていたので、
広々と荷物を置くことが出来ました(笑)

ウェットスーツを着てから競技説明会を聞き終え、
いよいよ入水チェックへ。
海に入るなんて小学校低学年以来だぞ、
と思いつつ恐る恐る進んで
イルカ君ジャンプで飛び込んでみると。。

浮く!

ちょっと泳ぐのを止めて立ち泳ぎみたいなのをしてみますかと、
立った状態で両手を八の字に動かしてみると。。。
立ってる!(笑)

試しに仰向けになってみますかと、
ひっくり返ってみると。。
ぷかぷか浮いてる!これは面白い!!

プールで行われているMTTスイム講習会には、
最近ウェットスーツを着て参加しているのですが、
海だと一層浮力感が増すというか、
着てない状態に比べて楽さ加減が増す感じがしました。
これなら、足がつかない海で泳ぐことにも不安は有りません。

一気に気持ちが落ち着いたところで、開会式へ。
いつの間にか雨も上がっていて、
気分も盛り上がる中、
MTTメンバー全員で健闘を誓い合う。
当たり前ですが、一人で参加するより、
仲間と居た方が落ち着きますね。
特に同じウェーブのHさんには、
スタート直前まで海スイムのアドバイスを頂き、
助かりました。

そしてスタート。
そもそも、スイムに不安を覚えている身、
ましてや海は初めてという立場なので、
当然、
後ろの位置からゆっくりと進み始める。

所々で、平泳ぎを交ぜて進路を確認しつつ、
ゆっくりゆっくりと片側呼吸のクロールで進み始める。
海の中は視界が悪く、いきなり前の人の足が現れる感じでしたが、
波は立っていなくて個人的には進みやすかったです。
バトルとも無縁、マイペースで快適に泳ぐことが出来ました。

面白かったのが、ウェットスーツの浮力感に支えられて
体の動きだけに集中できる状態になると、
妙に冷静になり色々と考えることができました。
MTTスイム講習会で教わったことを思い浮かべながら、
遠くに有るブイを確認しつつ、
周りの選手達と海を泳ぐことが、
こんなにも楽しいことなのか、と初めて知りました。

最後の直線では、
もうスイムが終わってしまうのかと残念な気持ちになっている自分にも驚きでした。
海で泳ぐことの不安は完全に消え去っていました。。

その後のバイクとランで走ってる際も、
MTTメンバーとすれ違う時は、声を掛け合い、
最後まで楽しく走ることが出来ました。

特にラン時の海沿いを走るコースは気持ち良かったです。

そしてゴール。
メンバー同士で、握手で健闘を称えました。

ただ、T君は残念ながらバイク時のパンクにより途中でリタイア。
チューブ交換を含めたパンク復旧作業は、
一人で素早く出来る必要が有ることを身を持って教えてくれました。。

大会を終え、すっかり晴れた中、吉祥寺に着いたのが12:30。
ついさっきまで大会に参加していたことが嘘のようです。
大会開催場所が近いことは素晴らしいですね、
15:30には吉祥寺の街でビールを飲みつつ、
参加メンバー全員で反省会を行っていました。。(休日の醍醐味!)

今回、大会に参加して気づいたことは以下2点です。

1:ウェットスーツを着ると、海で泳ぐことに不安は無くなる。  むしろ楽しい。
2:仲間は大事。移動から何から、色々と助けて頂きました。。  感謝感謝。

海で泳ぐ楽しさを感じることが出来たのが、最大の収穫でした。
これからもマイペースでトレーニングを継続しつつ、
トライアスロンを楽しんでいきたいと思います。
いつかは綺麗な海で泳いでみたいですね。
古澤